一般社団法人 日本食品添加物協会

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7月14日付け、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)と国際がん研究機関(IARC)の発表に対する見解について

更新日 2023.07.28

 

 7月14日、WHOウェブサイトに2つの機関より甘味料アスパルテームに関する発表がありました。

 JECFAは、甘味料アスパルテームの安全性を包括的かつ科学的に評価した結果、過去と同様にADI 40mg/kg体重に変更はありませんでした。一方、IARCは、「Group 2B: Possibly carcinogenic to humans(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)」に分類したと発表がありました。

 協会では、食品添加物としてのアスパルテームの安全性は、ハザードの特定評価のみを行うIARCではなく、ハザード特定・ハザード特性評価・摂取量評価に基づきリスク評価を行うJECFAにより評価されるべきと考えます。

 アスパルテームは、日本のみならず、米国、欧州など世界各国・地域の規制当局や安全性評価機関により発がん性が否定され、その安全性に問題がないとされ、現在食品添加物としての使用が認められております。今回のJECFA評価の結果は、改めて甘味料としてのアスパルテームの安全性が認められたと考えます。

 今回のJECFAとIARC両機関による評価結果は一見矛盾しているように見えますが、JECFAやIARCの評価手法の違いと評価結果を正しく理解することが重要で、「発がん性の可能性」というキーワードによる安全性への懸念だけをクローズアップすることは適切ではありません。

 

▼詳細は、添付資料(PDF)をご参照ください。

 添付資料